ソフトウェア設計検証研究室

ソフトウェア開発の現場で使える技術や方法論の確立を目指して研究を行っています.
具体的には, 以下の3つの観点で研究に取り組んでいます.

1つ目は, ソフトウェア開発において発生しがちな膨大かつ煩雑な作業の一部を, コンピュータに肩代わりさせることはできないかという観点です. そのため, 静的および動的解析手法を基盤としたプログラム理解やリバースエンジニアリングの研究に取り組んでいます.

2つ目は, ソフトウェア開発プロジェクトが後で深刻なダメージを受けないよう, 潜在的なリスク要因を事前に分析して対処しておくことはできないかという観点です. 特に, 後で大きな手戻りを引き起こさないアーキテクチャ設計手法の研究について取り組んでいます.

3つ目は, ソフトウェア開発の途上で仮に手戻りが発生したとしても, その際に生じる膨大な作業を低減させることで対処することはできないかという観点です. 主にリファクタリング技術が対応できる成果物の範囲を拡大させる方向での研究に取り組んでいます.

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